2021/12/25~2021/1/9の間ニセコユナイテッドにスノボをしに行きました。
ニセコ全山共通リフト券を購入していたのでニセコ内4つのスキー場滑り放題でしたが、
宿がニセコビレッジにあったのでホームベースはビレッジでした。
しかし、天候によってはグランヒラフの方が雪質が良い日があったり、飲食店が豊富なヒラフ側に遊びに行くこともあったので、
私が12~1月の体験で感じたことをこのブログでは紹介していきたいと思います。
目次
ニセコグランヒラフの積雪量や雪質
私たちが滞在していた12月下旬から1月初旬期間の積雪は大体150~250㎝程度でした。
新雪が見込める日(基本的にほぼ毎日、私たちの滞在期間では8~9割)は頂上付近で+60㎝、圧雪エリアで5~10㎝といった印象でした。
これに関してはニセコ全山ほとんど変わりません。
しかし、雪質に関してはその日によって、滑走するコースによっても若干ではありますが異なると感じています。
ニセコグランヒラフは飲食店などが多く、初心者でも楽しめるコースも複数あることから最も人気が高く混雑しやすいスキー場です。
その為、早朝の滑走時には新雪を存分に楽しむことができますが、大体初めの30~1時間程度でコース内のファーストトラックはなくなってしまう印象です。
その為、お昼過ぎからは滑走跡のぼこぼことした雪質に変わり常にスクワット状態で滑走しないとバランスが取れないほどになる日もありました。
しかし、早朝の圧雪コースは最高です。カービングが好きな人には溜まらない雪質です。柔らかすぎず硬すぎず、雪がボードをしっかりと跳ね返してくれるので、
深いところまで思いっきり沈んでいける雪質で、スピードを付けてカービング滑走をするのが楽しすぎました。
ニセコビレッジはTHEニセコの良質なパウダースノーを存分に楽しめるスキー場であるとすれば、
ニセコグランヒラフは関東甲信越のスキー場の雪質に慣れている人が気持ちよくカービングなどを滑走できるスキー場で、初級~中級者でも滑りやすい雪質だと感じました。
ニセコグランヒラフが良質な雪質になっていた日
私たちはパウダースノーを求めてニセコに来ていたので、ニセコビレッジで滑走することが多かったのですが、
ニセコビレッジでの滑走記録は下記で紹介しています☟☟
コロナ禍の2021年↓
コロナ前の2019年↓
ニセコエリアが猛吹雪に見舞われ強風で頂上のリフトが運休になる日も多々ありました。(今シーズンは特に多かったと主人が言っていました)
猛吹雪が起こるとニセコアンヌプリ、ニセコビレッジエリアが特に風にあおられて表面に積もった良質でふわっふわ(軽い新雪)の雪が風に吹き飛ばされてしまい、
今までに蓄積されてきた硬い積雪の表面が姿を現す為、ニセコビレッジらしい良質な軽~く柔らかい新雪が味わえない日がありました。
しかし、そんな日は何故かニセコグランヒラフ側がふっかふかの良質なパウダーを味わえる日なのです。※私たちが滞在した時だけかもしれませんが。そうゆう日が多かったです。
アンヌプリやビレッジエリアはもろに強風が吹きこんでくる地形になっています。
もしかするとグランヒラフ側は風を少し避けることができる地形になっているのか、猛吹雪中、や猛吹雪後のグランヒラフの雪はとても良質でふっかふかのパウダースノーでした。
ほんのちょっとの距離でこんなにも雪質が変わることに驚きです。自然って本当に面白い。
パウダーな日
圧雪な日
圧雪もそうですが、羊蹄山ビューにも注目してご覧あれ。
個人的にはニセコ全山の中で一番の羊蹄山ビューはニセコグランヒラフでした。主人はニセコビレッジだそうです。
混雑状況
コロナ前であれば一番混雑するのはグランヒラフスキー場という印象がありました。
その理由としては外国人はスキー&お酒&グルメを求めに日本にやってくる為です。
グランヒラフには繁華街が存在する為スキーをした後の飲食店へのアクセスが一番良く、栄えています。
しかし、コロナ禍の今は日本人旅行客をターゲットにしていました。
確かにどこのスキー場よりも混雑している印象はあったものの、
コロナ前ほど混雑しているわけではなく比較的すいているように感じました。
恐らく飲食店等が閉業または休業していたことも1つの要因であると思います。
また、今シーズンに関してはアンヌプリスキー場が混雑していて日本人に特に人気のある印象でした。
ニセコビレッジやニセコ花園エリアに関しては大手リゾートホテルがある為、高級ホテルに宿泊したい方はこちらに集まっている印象でした。
ニセコグランヒラフスキー場は特に年末年始などのピースシーズンに混雑します。
家族ずれ、友達同士、カップルや夫婦と老若男女問わず年齢層の幅が広い方が集まっていました。
初心者~上級者全てのスキーヤー、ボーダーが集まるスキー場です。
初心者でも楽しめるコースも多いのですが、混雑後の雪質はあまりお勧めできるものではないので、
私が初心者だったらアンヌプリまたはあまり混雑していない花園スキー場に行くと思います。
上級者であらばニセコビレッジ、花園を攻めると思います。
ビレッジに比べるとパウダーのファーストトラックを体験できる回数は少なく感じました。
しかし、前述したようにヒラフだからこその地形によりパウダーが味わえる天候の日があったりするため、
訪れたその時々で雪質は変わってきますので一概に「これがいい悪い」とは言えませんが、
私がヒラフで好きなところは、コンビニがは存在すること、飲食店が点在していること、そして羊蹄山ビューが最高であること、そして圧雪エリアが一番カービングに向いていると感じた点です。
北海道グルメを楽しみたい方には特におすすめのスキー場です。一番アクセスが良好なので食に困ることはありませんし、日帰り温泉施設も徒歩圏内にあるので観光目的にも向いています。
また、林間コースなんかは谷のような地形&ツリーがあるのでハーフパイプのような(?)滑走ができるのも楽しかったです。
年末年始などの繁忙期のグランヒラフは混雑覚悟で行くことをお勧めします。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです!