ボードをレンタルしている方は問題ないとは思いますが、ご自身でボードを持っている方はメンテナンスも重要です。もちろんシーズン終わりや滑りが悪くなってきたときに業者に頼んでワックスをかけてもらうというのも良いですが、私たちのように毎週末スノボをしていると毎回ワックスを頼むのは経済的に優しくありません。
私たちが家で定期的にメンテナンスをしている方法『ワックスの塗り方』を写真付きでできるだけわかりやすく紹介していきたいと思います。
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スノボワックスに必要なもの
この記事の目次
- できればワックス台(なければひじ掛けのある椅子と汚れても良いバスタオル)塗る時用
- メラミンスポンジ
- ★クリーナー
- バスタオル1枚とフェイスタオル1枚
- ビニールシートまたは新聞紙
- ★ワックス
- ★WAX用アイロン*
- ★ワックススクレーパー (削る用)
- ★ワックスブラシ2種(削る用)
★はメインで必要となるもの。★以外は備品です。
ワックスブラシはブロンズブラシとナイロンブラシを使っています。
ワックス台はまだ作っていないのでひじ掛けのある椅子にバスタオルを敷いて使っています。
*WAXアイロンに関しては通常のアイロン(衣類に使う)のミニサイズが安かったのでワックス用として現在使っています。小回りもきいてかなり使いやすいです。
また、WAXを削っていく作業は外で行います。家の中もやっていいのですが、WAXのカスがあちこちに飛んでいくのであまりおすすめできません。外で行う際は、レンガ2つの上に人工芝をのせたものと、レンガ1つの上に雑巾をのせたものを台として使用しています。両方雑巾でも構いません(近くに人工芝があったので使いました。笑)。こんな感じです。☟
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WAXを塗る・削る際の注意点
WAXが垂れる可能性があります。フローリングや畳の上で行う場合は、新聞紙またはビニールシートを敷いて行いましょう。WAXは乾燥したら剥がせますが、熱で木材が傷む原因となります。
【削る際】
削ったカスが地面に落ちます。新聞紙を引いて行ってもいいですし、そのまま行う場合や駐車場などの共有スペースで行う場合はご近所の迷惑にならないようにカスはほうきで掃いて綺麗にするようにしましょう。ほうきで掃いてもなかなか剥がれない場合があるので、個人的にはビニールシートを敷いて行うことをお勧めします。片付けが楽です。ワックスカスのこびりつきは上の写真のようになります。白い部分がすべてワックスのカスです。ほうきで掃いてもなかなか取れません。日にちが経てばなくなりますが、結構目立ちますよね。
※私たちは庭も駐車場も私有地なので撮影の際はそのままの状態で行っています。
スノボワックスの塗り方
バインディングを取る
バインディングを取ってワックスがけをするという方法は賛否両論です。バインディングを取った方がいいという意見の人はディスクスクリュー部分(バインディングとボードをつなぐネジの部分)が熱によって広がってバインディングに良くないと考えている方もいます。またワックスを剥がす時に力をいれてこするのでその際にバインディングの破損につながりかねません。その為、私たちも毎回外してからワックスをかけます。
しかし、もう一方ではバインディングを外さなくても良いという考え方の方もいらっしゃいますので、自分の好みで決断してください。
アイロンの注意点
アイロンをかける時は熱すぎはよくありませんので高温でかけるのはやめましょう。また、アイロンを同じ場所に一定時間置くのもよくありません。一カ所に熱が集中していたが傷んでしまいます。アイロンは広範囲にわたるように常に動かしている状態を保ちましょう。目安はアイロンをかけているソール側の反対側を触って熱くなっていない程度。熱すぎになっている場合はアイロンを板から外しましょう。
ワックスがけの頻度
ボード、雪質、好みによっても異なるかと思います。毎回ワックスをかけなおす人もいますし、私の相方は3~4日滑ったら、私は5~6日滑ったらかけるようにしています。
基本的に決まりはありませんが、ブッシュ状態の雪山を滑ったりするとボードのソール部分が傷つきやすいのでワックスをすることをお勧めします。つまり、春スノボ中はより頻度を上げてワックスがけが必要です。
また、滑りが悪くなった時にかけるのも良いでしょう。スノボ初心者の方は逆にワックスをつけるとスピードがついて滑るようになるのでワックスの回数を減らした方がコントロールしやすいかと思います。また中~上級者は説明する必要もないかもしれませんが、ワックスをかけた方がスピードがでるのでワックスの頻度を上げた方が楽しめるかと思います。
ワックスグッズ【PR】
まだワックス用のグッズを全く持っていないという方にはこちらのようなキットがお勧めです。ホットワックストライアルセット。☝
【セット内容】※セット内容は再度購入ページで確認してください。
●アイロンS
●EXTRA BASE VIOLET(100g)
●ワクシングペーパー(10枚)
●ミニスクレーパー
●ナイロンブラシ
●ファイバーテック(細)
●ケース
●ワクシングマニュアル
今回私たちが使用したものに入っていないアイテム(メーカーはクリーナーとワックスのみ同じものです)は、ワクシングペーパーとファイバーテックです(ケースとマニュアルは除外)。ワクシングペーパーは正直なくてもワックスを塗ることができます。ワクシングペーパーの主な役割はアイロンの熱からボードを守ってくれるということ。つまり熱で板のソール(滑る面)を傷める原因をできる限り軽減できるのがこのペーパー。私たちは基本的には使いませんが、セットでついているので使ってみるのも良いかと思います!
ファイバーテックに関しては、トップからテール方向に数回こすり、滑走面のケバを取り除くツールになります。その為、仕上げにつかうものです。私たちはもっていないので使っていませんが、完璧に仕上げたい方は使って損はないでしょう。
また、上記のセットはナイロンブラシしか入っていませんが、ブラシの種類を増やしたいという方はこちらのセットもあります。☟
【セット内容】※セット内容は再度購入ページで確認してください。
- EXTRA BASEワックスセット(BLUE・VIOLET・PINK/各30g)
- フッ素高含有固形ワックス(30g)
- ミニクリーナー(60ml)
- ミニナイロンブラシ
- ミニブロンズブラシ
- ミニボアブラシ
- ミニスクレーパー
- ミニコルク
- ミニラストリムーバー
- ミニファイバーテックス(コンビ)
- ワクシングペーパー10枚
- チューニングシート(200×170cm)
- アイロン・S
- ワクシングマニュアル
- ケース
まとめ
いかがでしたか?家でメンテナンスをするのが面倒くさいと思う方もいるかとは思いますが、何度もスノボに出かける方は特に習得しておいた方がいい技術かと思います。ワックスをしたボードとしていないボードでは滑り具合が全く異なりますし、ボードを長持ちさせる効果も私は感じています。またオフシーズンにボードを収納する際は必ずワックスをかけたままの状態で保管します。そうすることで外部からの衝突や傷を抑えることができます。
ちなみに私はオフシーズンはボードはDIYしたラックに保管してインテリアとして楽しんでいます。下記がDIYラックです。