スノーボードウェアには撥水機能や防水機能が施されているものが多くあります。特殊な素材だから普通に洗っても平気なのか不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではスノボウェアの洗濯方法のほか、手洗い&洗濯機の比較をしてみました。
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スノボウェアの洗濯方法
この記事の目次
スノボウェアには撥水、防水機能が施されているので洗濯してはいけないのでは?と思う方もいるかと思いますが洋服についてる洗濯表示タグをみると、洗濯可能なものがほとんどです。
洗濯表示タグ☟☟
防水・撥水加工の素材の洗濯における懸念事項は水を通しにくく、洗濯機では上手く脱水できず洗濯機故障の原因になることのようです。
しかし、洗濯表示タグに表示されている洗濯法で洗濯をしてみましたが、脱水もしっかり行われますし問題なく洗濯することができました。
それではスノボウェアの洗い方を手洗い→洗濯機の順で紹介していきます。
スノボウェアの手洗いのやり方
洗濯したスノボウェア:Men's Burton Crown Bonded Pullover Hoodie
生地の特徴:撥水加工を施したDRYRIDE Mist-Defyボンディングフリース素材(ポリエステル100%)
1.洗濯表示タグを確認します
左から、
- 液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯出来る
- 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
- 低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃)
- アイロン仕上げ禁止
- ドライクリーニング禁止
洗濯マーク一覧は下記を参考にさせて頂きました。
2.洗濯液を作ります
洗面台に30度のお湯を溜めていきます。そこに洗濯洗剤を入れていきます。洗剤は塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止なので、通常の中性のものを使いました。私が使ったのはアタック抗菌EXスーパークリアです。
洗面台の大きさにもよりますが、洗濯洗剤の量はなるべく少なめにいれることをお勧めします。理由は洗剤を手洗いで洗い流していくのがとても大変である為です。何度も水を入れ替えてすすぐ手間を省くためにも『水30L』の1/3以下の量にしておきましょう。
3.ウェアをいれて押し洗いしていきます
押し洗いする際の注意点はゴム手袋を着用することです。私は皮膚が強いのとめんどくさがり屋なので素でで洗いましたが手が洗濯後は突っ張った感じに乾燥しているのを感じました。
手のひらで押したり、持ち上げたりしてやさしく洗っていきましょう。洗っているとウェアについていた汚れや泥が浮き出てきます。
4.水を入れ替えてすすいでいきます
洗剤の泡立ちやぬめりがなくなるまで押したりたたんだりしながらすすいでいきます。1回では落ちない場合は2~3回繰り返しましょう。
5.ウェアをたたんでタオルを使って脱水
ウェアをたたみながら洗面台で水を切っていきます。バスタオルサイズのタオルを用意して床に開きます。バスタオルの真ん中にたたんだウェアを置きタオルで巻きます。あとは踏んで水を出していきましょう。角度を変えたりうらっ返しにしたりして脱水していきます。
6.裏返して干す
裏返して干すと乾くのが早く感じました。エアコン(暖房)の前に干していたら普通の洋服よりも早く乾きました。
スノボウェアの洗濯機を使った洗濯法
洗濯したものはこの3つ。Burtonのスウェット2つとビブパンツ。
1.洗濯表示タグの確認
こちらは手洗いと変わらないので割愛。
2.ビブパンツはジップアップ!
ビブパンツはチャックをすべてきちんとしめます。ボタンがあるものはボタンもしっかりしましょう。閉められるところは全て閉め、綺麗に折りたたんだら洗濯ネットにいれていきます。
3.洗濯洗剤を入れて、洗濯機をまわします
洗剤は塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止なので、通常の中性のものを使いました。私が使ったのはアタック抗菌EXスーパークリアです。漂白剤や柔軟剤も一切使っていません。
3着一緒にいれて洗っていき脱水まで行いましょう。
スノボウェアに適した洗濯洗剤【PR】
ちなみにスノボウェア(撥水加工されている素材)用の洗濯洗剤で有名なものがNIKWAXLoftテックウォッシュで、防水加工を施すものがTXダイレクトウォッシュインです。
Loft テックウォッシュ:各種透湿防水生地、耐久撥水加工生地の撥水性を落とすことなく、汚れだけを落とす洗剤です。合成界面活性剤は使用していません。
TX ダイレクトウォッシュイン:撥水性を補い、通気性を確保し、結露を抑えます。レインウェア等の洗濯後、そのまま洗濯機で撥水加工できます。
ニクワックス(NIKWAX) 液体 ツインパック 【洗剤】 【撥水剤】 EBEP01
4.ウェアを裏返しにして干します。
これも手洗いと同じ手法なので割愛します。
スノボウェア手洗いと洗濯機を比較!感想
スノボウェアの洗濯方法である手洗いと洗濯機と両方試しましたが、断然洗濯機の方が楽です。水を吸い込んだウェアはとても重たく脱水の作業が何よりも大変でした。押し洗いまでは手洗いでも全然良いのですが、これを1枚ずつ行っていくと思うと途方に暮れる作業です。
ネットにたたんだ状態でいれたビブパンツもきちんと洗えていましたし、脱水もきちんと行われていました。洗濯ネットにきちんといれて洗濯することがポイントだと思います。
まだ1度だけの洗濯の為、撥水・防水機能に関してはそのままの状態で水をきちんとはじきます。