暖冬といわれる2020年。2月というスキーピークシーズンに長野県HAKUBA VALLEYにある鹿島槍スキー場に行ってきました。2月22日から24日まで3連休でしたが、22日（土）から23日（日）の1泊2日で滞在。こんな混雑見たことない！というほど驚きの混雑具合だったので、積雪量なども含めてレビューしていきたいと思います。
鹿島槍スキー場の基本情報
長野県大町市平鹿島槍黒沢高原に位置するスキー場でHAKUBA VALLEYの１つのスキー場です。さのさかスキー場、五竜スキー場の間に位置します。16コースあり、最長滑走距離5,000m、ゲレンデトップ部の標高は1,550mで、パウダースノーも味わえ、初級者から上級者まで楽しめるスキー場です。
住所：〒398-0001
長野県大町市平20490-4
アクセス
今回私たちはオリオンツアーを利用しました。バスツアーと宿泊を予約していたので、早朝の降車場所はホテル近辺（大町温泉郷）の『ドライブインくろべ路』でした。その為、着替え等はホテルで行いました（宿泊先はからまつ荘さんです）。
大町温泉郷エリアの宿を利用される場合、スキー場行きのバス停が3カ所あります。『ドライブインくろべ路』『立山プリンスホテル別館前』『黒部ビューホテル』です。宿泊される場所の一番近い場所を利用しますがどこも宿から徒歩5分圏内になってくるかと思います。私たちはからまつ荘さんから『立山プリンスホテル別館前』のバス停まで徒歩約3分程度でした。
シャトルバスのスケジュールは基本的に1時間に1本程度運行しています。温泉郷からスキー場へは、朝6時から夕方の16時10分まで。スキー場から温泉郷も大体1時間に1本程度（朝8時半から16時45分まで）の間で運行しています。
ホテルからまつ荘の口コミは下記記事で紹介しています☟
鹿島槍スキー場の積雪量
積雪量は約90㎝程度。基本的にコース１と5エリアが一番雪が良いコンディションで残っていました。2と6のコースも空いているのですが初日は圧雪されていない場所もありかなりボコボコの状態。また、コース１エリアはスキー指導員の検定かなにかをしていたので私たちはコース5で滑っていました。
中央ゲレンデエリアは雪がある状態ですが、中網ゲレンデに関してはほとんど雪がない状態でした。特にコース8は全く雪がないので滑走不可。泥が見えている状態でしたが、なんとそこにニホンザルの群れが！笑 遠めからしか見えませんでしたが何かを食べている様子でした！
中網ゲレンデの林間コースも上部はクローズ、下部は空いている状態でしたが、22日の土曜日はアイスバーン。23日は前夜に雪が降ったので湿り雪。前夜の降雪でコース１、５、６でパウダーを楽しむことが出来ました。特にコース５のツリーランエリアや、コース６は圧雪されていないのでかなりふかふかのパウダーを楽しむことが出来ます。
パウダーが好きな方はコース6が一番楽しいエリアになるかと思います。滑走距離がツリーランエリア、コース５エリアより長いので長い間いパウダーを滑ることが出来ます。
天気ですが、土曜日は雨、土曜日夜から降雪して、日曜日は曇り。初日は春だな～と思っていたのに、翌日には冬を感じられました。1日でこれだけ違う表情。今年はやはり気候がおかしいです。
鹿島槍スキー場の混雑状況
鹿島槍スキー場の混雑状況ですが、今年のこの3連休はHAKUBA VALLEY全体でかなり混雑していたようです。どれだけ混んでいたかというと、セントラルプラザ内のレンタルカウンターから駐車場近く出入口まで長蛇の列。こんな列は今までどこのスキー場でも見たことがありません。鹿島槍スキー場が今回私たちにとって初めての滞在だったので混雑具合に圧倒してしまいました。検定等のイベントが重なっていた為かとも思います。
しかし、混雑を感じるのはセントラルプラザ内、そして第１Qリフトのみでした。他リフトは特に混雑していないので約3分程度でリフトに乗ることが出来ます。暖冬により滑走できるコースが限られていたのと、イベントが重なりより混雑に感じてしまいました。
無料シャトルバスは1時間に1回毎程度で運行していますが、混雑時はすぐに満員となってしまうため、希望のシャトルバスに乗れない可能性もあります。特に大型バスツアーで来られている方の帰宅日はゆとりをもった行動が必要です。スキー場からのシャトルバスに乗れずに、東京行きのバスに乗り遅れてしまうかもしれませんよ。私たちも30分前行動でバス停に待っていたのですが、既に長蛇の列。希望のシャトルバスに乗れるか心配でした。日によってはシャトルバスの本数を増やしている可能性もありますが、時間には余裕をもって行動することをおすすめします。
鹿島槍スキー場の口コミ！【どんな人におすすめ？】
鹿島槍スキー場はこんな方におススメだと思います。今回暖冬の影響によりすべてのコースを滑走できなかったため偏った評価になってしまうかもしれません。ご了承ください。
今回暖冬の影響を受けたスキー場を体験して感じたことをお伝えしますね。
- スノーボーダーよりもスキーヤー
- 温泉宿に泊まれるスキー場を探している方
- カービングの練習をしたい方
- パウダースノーを練習したい方
- グラトリを練習したい方（コース6があいている場合）
中網ゲレンデ側もフルオープンしていたら広いコースになっているのでグラトリの練習を楽しめたかと思います。しかし、中網ゲレンデ意外のコースは比較的短いランがいくつか点在しているイメージです。また上級者向けのコースというよりは初級者から中級者向けの傾斜になると思います。その為、私たちのように長距離ランを楽しみたい、グラトリを楽しみたいという方にとっては物足りないと感じてしまうかもしれません。
しかし、カービングにはちょうどいい傾斜、そして運が良ければ雪質もパウダーでふっかふかです。
比較的簡単に回れるコースが多いので初心者には特におすすめです。短いコースが多いので『リフトに乗って滑る』を繰り返すのも苦になりませんし、『もう疲れて滑れない、でも歩いて下山したくない』という不安もないでしょう。とてもコンパクトで滑りやすいスキー場です。
