2021/8/9-10の1泊で千葉県南房総市にある『安房白浜ホテルかーむ』に宿泊する機会があり、宿周辺を散策してみることにした。
宿の目の前にあった橋がまさかの県指定有形文化財であったのは驚いた。何も下調べせず訪れたのでちょっとご褒美気分に。
どんな橋であったのか、駐車場はあるのかなど紹介していこうと思う。
目次
千葉の『めがね橋』とは?
千葉県のHPによると、このめがね橋は「長尾川の河口近くに、明治21年(1888)に地元の寄付により作られた石積みの三重橋。」であり、県指定有形文化財(建造物)に識別される。
石積み工芸の洋式三重橋だ。長さは20メートル、幅は4メートルほど。
当時の金額で399円40銭とある。この数字だけみて笑みがこぼれた。現代の金銭価値で換算すると自然と面白いと思ってしまう。
しかし、当時のお金の価値を調べてみると納得するものがある。
明治27年頃の公務員の初任給は50円と言われている。現在の大卒の公務員の初任給が大体20万円である場合、当時の1円は現在の約4000倍に相当することとなる。そして399円40銭は159万7600円という計算になるのだ。
この費用を村民が寄付したというのだから余程ここの川が渡りづらく苦労をされていたのだろう。
ちなみに私が訪れた日は川で魚釣り?虫取り?をしている若い青年たちがいたが、岩ををぴょんぴょんっと移動しながら容易に向こう岸へ渡っていた。笑
この日は近くの海が干潮だった為川の岩肌が剝き出しになっていた。川を渡りやすい日だったのであろうか。
それとも現在の地形が渡りやすくしているのだろうか。それにしてもこの石積みの橋を長年保持していたことが凄いことである。
前置きが長くなってしまったが実際に足を運び観光してきたのでその時の様子を写真と共に紹介していこうと思う。
千葉の『めがね橋』には駐車場がある?
房総フラワーラインから「東安房(漁協) 白浜支所」を左折または右折して進んだ道にある。
周辺には何がある?
川と海の他には私たちが宿泊した安房白浜ホテルかーむ、そしてセブンイレブンがある。
ホテルに関しては下記記事で紹介している☟ 玉石の可愛らしいお風呂、日本庭園と海が望めるお部屋がある素敵なホテルであった。
他には飲食店が数件、宿が数件ある感じだ。房総フラワーラインのドライブはヤシの木が並ぶ道路もあり千葉フォルニアを楽しめる。
この日は強風に見舞われてまともに観光はできなかったが、南房総市にいる間にめがね橋は見ておきたいと思っていたので満足である。
千葉県南房総市に来た際の観光の参考にしてみてほしい。